当院の治療方針「残っている歯を大事に!」
実践のための3つのポイント
今ある歯を大事にするために、どうしたらいいのか?
失った歯がある方もそうでない方も、自分の歯を大事にするためのポイントなど、先生に聞いてみました!
虫歯や歯周病治療だけでなく、お口全体をケアをすることで「QOL」が上がります。
―キューオーエル?
クオリティ・オブ・ライフ(QOL=quality of life)、「生活の質」です。
ただ病気でないというだけでなく、よく眠れておいしく食べられて快適な生活を送れるためのお口全体のケアなんです。ステーキなど自分の食べたいものを食べららるって、とっても大事なことじゃないですか、人生において。
―おいしいお肉・・・食べたくなってきました。(笑)
生きる力の源は、自分が楽しいと思えることが出来ること。そのために健康であることが大事、その健康を支えるのは健康なお口です。
自分の歯を大切にするために、この3つを当院では大切にしています。
☑「歯のメンテナンス」を大切にする
歯のメンテナンスを定期的にする方が、歯周病が進んでしまって行う外科処置などをしなくて済みます。
虫歯は以前に比べるとはるかに減りました。が、歯周病は歯を失う原因の1位というだけでなく、全身に影響を与える恐ろしい感染症です。
→歯周病が全身に与える影響
定期的に通う方が、結果的に痛い/怖い思いをせずに済むと思います。
☑CRをキレイに入れます
CR(コンポジットレジン)は、虫歯になった部分を削った時に詰める「歯科用の樹脂」の事です。
これをキレイに入れる・・・いたって普通の診療をまじめにやります。
当たり前のことを当たり前にすることは、とても大事なことです。
☑歯の根の治療をまじめにやって、残せる歯は残す
当院は、歯の根っこ(根治こんち:根管治療)の治療をまじめにやる歯医者です。
歯の根っこ(歯髄:しずい、下記図参照)の太さは1ミリ以下、しかも人によってその形は千差万別です。
太さが1ミリ以下の歯の根の治療は、大変複雑で手間と時間が掛かります。
歯の根の治療が大変なため、抜いてインプラントを進める歯科医師もいます。
自分の歯には「歯根膜(しこんまく、下記図参照)」というクッションとセンサーの役割をする膜が付いています。
歯根膜があるから、卵の殻や髪の毛1本でも感じ取ることが出来るのです。
残っている歯を大切にするために、歯の根の治療をまじめにやります。
予防歯科をしっかりして、治療も当たり前のことを丁寧にして自分の歯をなるべく残せるよう伴走します。
分からないこと、不安なこと、何でもご質問くださいね。