歯が痛い~虫歯治療
「歯がズキズキ痛む」
「歯ぐきが腫れて痛い」
この場合、虫歯や歯周病がもっとも疑われます。
虫歯は風邪などと違い、放置しておいても治る病気ではありません。
早めの治療によって、治療時間も痛みも費用も節減できます。
虫歯治療が痛そうで怖い!という方もご安心下さい
「虫歯治療が痛そうで怖い!」という理由で治療を先延ばしにしてしまう患者さまが多くいらっしゃいます。
治療時は麻酔を使用することもありますが、麻酔の針の痛みや麻酔液の注入時の痛みも、歯科医院が敬遠されてしまう理由のひとつでした。
当院では「表面麻酔」を行い、針の刺さる痛みを感じることなく麻酔を行うことができます。
麻酔の注射の痛みが心配な患者さまも、どうぞ安心して受診してください。
虫歯ができるまで
虫歯は脱灰(だっかい)と再石灰化のバランスが崩れることによって起こり、脱灰の方が多い状態が続くと虫歯になります。
だらだらと食事することや、間食をすることがその原因になりやすいのです。
軽度の虫歯なら、再石灰化をするように環境を改善していくことで、削らずに治すこともできます。
治療の流れ
レントゲン(X線)撮影
治すべき該当歯が歯周病にかかっていて、かぶせ物をすぐに治すには適さない場合は、歯周病治療をしてから進めます。
最小限に歯を削る
場合によっては麻酔をしてから行います。
歯型/咬み合わせをとる
前歯など場合によっては仮歯を製作します。
削った部分を埋める/かぶせる
削らないとならない虫歯の場合は、簡単なプラスチックで埋めることもします。
それでは足りない場合は、補綴(ほてつ:虫歯の欠けている歯に詰め物をしたり被せ物をすること)修復をします。
クラウン(Cr:かぶせ物)、ブリッジ(Br:欠損部位を補う)、インレー(Ir:詰め物)が具体的なものです。
約1週間後に技工製作物(つめもの・かぶせもの)の装着完了となります。
先生コメント
咬み合わせは、口腔内(お口全体)の、そして身体全体の調子(具合)を左右しますので、一本の被せ物でも当然完璧な咬み合わせを目指します。
そして周囲の咬み合わせも精査します。
歯内療法(歯の根の治療)
虫歯が神経にまで及んでいる時や歯が折れたり欠けたりする場合には、神経をとります。
治療の流れ
レントゲン(X線)撮影後、場合によっては麻酔をします。
最小限に歯を削り、感染している神経の管をきれいに無菌状態にします。
2~3回薬の交換など繰り返します。
神経の管の無菌状態を確認後、管をゴム状のもので埋め、再感染しないようにします。
金属や樹脂などで土台を作ります。
白い歯や金属の技工物をかぶせて完了です。
口腔外科
親知らずなどの顎の中に埋まっている歯(埋伏歯)や、お口の中の気になる粘膜疾患など、難症例は大学病院と連携して対処いたします。
日本口腔外科学会所属の大学教授に紹介状も書いています。
どうぞご相談下さい。